nariのエンジニアリング備忘録

SRE/Devops/AWS/自動化/IaC/Terraform/Go/DDD など

1週間でLPICの基礎が学べる本 書評

目次

はじめに

どうもご無沙汰してます。
服バカエンタメエンジニアのnariです。
最近は、GolangデビューしたりAWSアーキテクトのアソシエイトとったりしてました。

さてさて、今回はというと、

kuwana-kb.hatenablog.com

この書評が素敵だったので、私も真似して自分の学習の記録として始めることに
(kuwanaさんみたいに、概念の説明とかは多分書いていかないかな?)

www.amazon.co.jp

1行で言うと

1週間でlinuxOSの歴史と仕組み、linux環境作成、基本操作などについて一通り学ぶことができる本

経緯

アプリ開発などでざっくり一通りコマンドは抑えたが、漏れや理解が不十分なところがたくさんあったので 会社にあったこれをサクッと一周終わらせることに

内容紹介

良かった点

  • 全体的に1ページの情報量が多すぎず少なすぎないため、学習時の負担が少ない
  • 図もふんだんに入っているため理解が進みやすい
  • 注釈の説明がしっかりしているため、なぜが常に解消された状態で知識を落とし込める

改善点

  • コマンドライン引数、ストリーム、HTTPサーバなどのお話も少しあるとより良い
  • ShellScriptに関してもう少しだけ踏み込んでくれると嬉しかった

こんな人にオススメ

  • なんとなくでコマンドを叩いてしまっているサーバーサイドビギナーエンジニア
  • 他の学習との兼ね合いで、まずはlinuxに必要最低限の部分だけにリソースを割きたい人

逆にがっつり原理原則からLinux学びたいんじゃ!って人は以下の本がオススメらしいよ(先輩に聞いた)

標準テキスト CentOS 7 構築・運用・管理パーフェクトガイド

新しいLinuxの教科書

得られたもの

  • ディレクトリのtmpとかbinとかvarとか、ふわふわした認識でいたが、役割を整理(FHSの学習)
  • homeとルートディレクトリをフィーリングで区別して作業していたが、ここで確固たる理解
  • ハードリンクとシンボリックリンクを差別化できた rmがiノード番号との関係性を断ち切っているだけだと理解
  • アクセス権とパーミッションについて整理
  • viコマンドの整理
  • リダイレクトとパイプを理解
  • 環境変数とシェル変数の違い、プロセスとジョブの理解
  • シェル、パッケージ、ファイルシステムの基礎

今後

コンパクトにサーバサイドの人間の必要最低限のlinuxに関する知識がつく一冊で、とてもオススメ。
学習していてもっと深くリナックスが学びたいなあと言う思いが募った。

得た知識をベースに、カーネルやOSの仕組みの理解を深めていくこともしたいが、
とりあえずはShellscriptの勉強を進めて実務中心に具体の部分に多く触れて精通していきたい。

時期が来たら、入門UNIXシェルプログラミング やって、 ふつうのLinuxプログラミング 第2版 Linuxの仕組みから学べるgccプログラミングの王道 もやっていってシェルやカーネルのもう少し深いところまで学んでいく
すぐに取り掛かるわけではないけど近々必ず !
ギークハウスの住人がどっちも持ってたのでやってみるという感じ)

次の書評予定

みんなのGo言語【現場で使える実践テクニック】 を予定

今の所最高に面白く、かつためになります。

== 追記 2019/03/24 ==

私の大学の学部の先輩からのアドバイス!みなさま参考にしてください