nariのエンジニアリング備忘録

SRE/Devops/AWS/自動化/IaC/Terraform/Go/DDD など

読まれやすい文書を書く/継続して記事を書くコツ

はじめに

どうもお久しぶりです。fukubakaことnariです。

7月に、技術発信を評価され、社内表彰していただきました!(そこからも必ず週1のQiita投稿はキープできている)

その際のfeedbackのなかで、 「どのようなことを意識して記事を書いているのか」 という質問がありまして、Qiitaの限定公開の社内のみで共有していたものをはてブで社外にも共有しようと思い、こちらにも転載しております。

非常に簡易なものですが、どなたかのお役に立てれば幸いです。

読まれやすい文書を書く3つの方法

1.まず大枠のプロット(目次)を打ってから書き始める

## TL;DR
## はじめに
## そもそもxxって?
## どんな人にxxはおすすめか(リコメンドじゃないなら想定読者とかでもok)
## なぜxxをしようと思ったか
## どうxxしたか
### 1.yyyy
### 2.xxxx
### 3.zzzzz
## 終わりに

2.結局5W1Hが重要なので意識して書く

WHOM

  • 誰に向けた記事なのか明記す

WHAT

  • 作った系ならまず何を作ったかを出す
  • 長くなりそうならTL;DR(Too long; didn't read.)を要旨として最初に書く
  • 取り扱うトピックについて、そもそもの説明は最初にサクッと入れる(間口を広げる)(ex:そもそもAWSアーキテクトって? CIって?)

WHY

  • なぜ作ったか、そうしたか、記事を書いているかはなるべく書く

WHEN

  • いつ時点の情報なのかを意識してかいておく(後日訂正の時は特に)
  • 時間軸を意識する 過去の話、今の話、未来の話
  • 未来の話はできれば入れる 今後どう発展させていくか、fixするか

WHRER

  • どういうシーン、どこで起きたことなのかをできれば書く これはおまけ

HOW

  • HowはStepsに分けて書く(ex:1.手を洗う 2.材料をきる 3.鍋にぶち込む)

3.図を多用する

  • 必ず1枚でいいので入れると読者が読みやすくなる
  • draw.io なんかでシステム関係図を起こして載せる
  • マインドマップで事象の紐付きを整理して掲載

継続して記事を書くコツ

  • 完璧主義をやめる 不完全なものをまず出してから、ブラッシュアップしていくスタンスへシフト
  • 自分の思考を整理することになり、feedbackをもらうチャンスになるため、結局自分が得することを知る
  • 一回かいてみて、誰か一人の役に立つだけで嬉しいことを知る
  • とりあえずを増やす ex:だるいけど、とりあえずプロットだけ打とう

モデリングがやりたすぎて、アーキテクチャ勉強会を立ち上げてみた話

はじめに

ご無沙汰してます。 nariです

この度、アーキテクチャ勉強会を発足し、初回はモデリングハンズオンのイベントをconnpassにて立ててみました。

すると、、、、

geekhouse-shinjuku.connpass.com

結構な反響で、今回のイベントの会場であるギークハウス新宿というシェアハウスのキャパがゆうに超えてしまう応募がありました。

 

参加型の設計イベントを探している自分のような人間が他にも沢山いるのではないかという憶測はあながち間違ってなかったみたいです。

  当日のイベント資料はこちら↓

www.slideshare.net

アーキテクチャ勉強会発足のきっかけ

1.モデリングを定期的にやりたい欲が爆発した

上記のツイートのように、BIGLOBEさんの本を技術書店で買い、たまたまその後参加したモデリングハンズオン がBIGLOBEさん主催で、定期的にモデリング会やりたい欲が止まらなくなったためです笑

また、今後はDDDやマイクロサービアーキテクチャなど広範な設計の勉強をしていきたかったため、 このような名前で発足しました。

2.自分の住んでいるシェアハウスが活発にイベント開いていく流れを作りたかった(外向けにも)

私はギークハウス新宿というエンジニアが共同生活するシェアハウスに住みはじめたのですが、思った以上に 勉強会や知の共有がされていない、、

せっかくギークハウス住んでいるんだから、各々が刺激しあいアウトプットしていく集団にしていきたいなという 話を、同じく住人の wami さんと話していて、その契機になればいいなと思ったのも一因です。 (アウトプットするところに知識は集まっていくと思っています。)

当日のイベントの概要

  • テーマは「会議室予約」
  • 言語はGolang
  • 4(5)人一つのチームで別れる(A,B)

私が以下のようなUsecaseドキュメントの準備まで済ませ、そこから名詞や動詞を抜き出して、 ドメインモデルを作っていく流れにしてみました。

# 会議室予約api仕様
## 会議室(マスター)
スサノオ
アマテラス
ツクヨミ
## 予約単位
1h(ex. 1400~1600)
## 予約可能時間
900~1800
## UseCase
- 会議室と時間を指定して、会議室を予約できる。
- 予約に成功すると、予約の詳細が帰ってくる
- 時間可能範囲外の時間帯に予約がくると、エラーを返す
- すでにその時間帯に予約があって予約ができなかった場合、すでに入っていた予約のリストを返す
## test前提
- 5/27 スサノオ 1200-1300,5/27 アマテラス 1300-1500,ツクヨミ 1200-1300と1400-1600の予約が入っている
- 上記の4件だけ入ってる想定で
## testケース
- 5/27 スサノオ 1300-1400の予約は成功し、その予約の詳細を返す
- 5/27 アマテラス 700-800の予約は失敗し、エラーを返す
- 5/27 ツクヨミ 1200-1500の予約は失敗し、1200-1300と1400-1600の予約
## issue
- 予約者マスターができて、adminの人だけツクヨミを予約できるようにする

今回のUseCase外の仕様の話が出てきたら、各チーム別でissueとして管理することで、 議論の発散を防ぎました(issueは追加要件として後日採用)

当日のイベントの予定

  • 自己紹介(1810~1820)
  • ユースケースの確認(1820~1830)
  • モデリング開始 名詞と動詞を抜き出す 状態遷移図 クラス図(1830~1930)
  • 現状のモデルシェア、チームでfeedback(1930~40)
  • testcase通る想定まで実装とモデリング行き来(1940~2040)
  • KPT(2040~2050)
  • KPTとissueの共有(2050~2100)
  • 懇親会(2100~2200)

当日の様子と各チームモデルとKPT

Aチーム

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Bチーム

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それぞれのissue

f:id:st5818129:20190528015825j:plain

(他にも状態遷移図や業務フローなど色々図を作成したのですが、写真を撮り忘れました、、)

反省点

  • それぞれのDDDの理解段階が違うことを顧慮すべき。最初にそもそもDDDとは、モデリングってどの層の話か、頻出単語集くらいは共有すべき
  • testcaseやdomain層以外の実装を終わらせておいて、スムーズにdomainと実装を行き来できる状況が作れなかった
  • 少しスケジュールを詰めすぎた 休憩をもうけるべきだった
  • 図で表現する力の弱さを実感した 積極的にUMLや状態遷移図などで表現する癖をつけるべき

終わりに

初回は色々と反省点も多かったですが、こういった性質のイベントは長い目で見るべきなのかなとも思いました。

そして、やっぱりみんなでわいわい設計を実際しながら議論するのは楽しい!!!
(僕やその他酒好きは、懇親会に先立ち酒駆動設計してました笑)   

ここから実装や仕様追加しながら、みんなで仕様変更に強いdomainを育てる感覚を養っていきたいと思います。 (とりあえず、会議室予約システムというお題は継続する予定。簡単そうで意外と考慮すべき点が多く、かつ会議室と予約どっちをコアドメインにするかで違いが出る、良いお題でした。)

次回以降もレポ書いて、モデリング力を磨いていく仮定を記録していこうと思いますので、今後ともチェックしていってください。  

2週間に一回やっていく予定なので、参加型の設計イベントに参加してみたい、あなたのご参加もお待ちしております !  

現状少人数ですが、知見が高まれば将来的に大勢で会議室を貸し切って、モデリング布教活動もやっていきたいですね。    

1週間でLPICの基礎が学べる本 書評

目次

はじめに

どうもご無沙汰してます。
服バカエンタメエンジニアのnariです。
最近は、GolangデビューしたりAWSアーキテクトのアソシエイトとったりしてました。

さてさて、今回はというと、

kuwana-kb.hatenablog.com

この書評が素敵だったので、私も真似して自分の学習の記録として始めることに
(kuwanaさんみたいに、概念の説明とかは多分書いていかないかな?)

www.amazon.co.jp

1行で言うと

1週間でlinuxOSの歴史と仕組み、linux環境作成、基本操作などについて一通り学ぶことができる本

経緯

アプリ開発などでざっくり一通りコマンドは抑えたが、漏れや理解が不十分なところがたくさんあったので 会社にあったこれをサクッと一周終わらせることに

内容紹介

良かった点

  • 全体的に1ページの情報量が多すぎず少なすぎないため、学習時の負担が少ない
  • 図もふんだんに入っているため理解が進みやすい
  • 注釈の説明がしっかりしているため、なぜが常に解消された状態で知識を落とし込める

改善点

  • コマンドライン引数、ストリーム、HTTPサーバなどのお話も少しあるとより良い
  • ShellScriptに関してもう少しだけ踏み込んでくれると嬉しかった

こんな人にオススメ

  • なんとなくでコマンドを叩いてしまっているサーバーサイドビギナーエンジニア
  • 他の学習との兼ね合いで、まずはlinuxに必要最低限の部分だけにリソースを割きたい人

逆にがっつり原理原則からLinux学びたいんじゃ!って人は以下の本がオススメらしいよ(先輩に聞いた)

標準テキスト CentOS 7 構築・運用・管理パーフェクトガイド

新しいLinuxの教科書

得られたもの

  • ディレクトリのtmpとかbinとかvarとか、ふわふわした認識でいたが、役割を整理(FHSの学習)
  • homeとルートディレクトリをフィーリングで区別して作業していたが、ここで確固たる理解
  • ハードリンクとシンボリックリンクを差別化できた rmがiノード番号との関係性を断ち切っているだけだと理解
  • アクセス権とパーミッションについて整理
  • viコマンドの整理
  • リダイレクトとパイプを理解
  • 環境変数とシェル変数の違い、プロセスとジョブの理解
  • シェル、パッケージ、ファイルシステムの基礎

今後

コンパクトにサーバサイドの人間の必要最低限のlinuxに関する知識がつく一冊で、とてもオススメ。
学習していてもっと深くリナックスが学びたいなあと言う思いが募った。

得た知識をベースに、カーネルやOSの仕組みの理解を深めていくこともしたいが、
とりあえずはShellscriptの勉強を進めて実務中心に具体の部分に多く触れて精通していきたい。

時期が来たら、入門UNIXシェルプログラミング やって、 ふつうのLinuxプログラミング 第2版 Linuxの仕組みから学べるgccプログラミングの王道 もやっていってシェルやカーネルのもう少し深いところまで学んでいく
すぐに取り掛かるわけではないけど近々必ず !
ギークハウスの住人がどっちも持ってたのでやってみるという感じ)

次の書評予定

みんなのGo言語【現場で使える実践テクニック】 を予定

今の所最高に面白く、かつためになります。

== 追記 2019/03/24 ==

私の大学の学部の先輩からのアドバイス!みなさま参考にしてください

Wano株式会社に入社しました

どうも、服バカことnari (@ fukubaka0825) です。

 

この度、2ヶ月弱の転職活動の末、

2019年1月31日付けで

新卒で入った某大手金融SIer会社を退職し、

Wano株式会社

お世話になることとなりましたので、そのご報告となります。

(Wanoはtunecore Japanなどの自社開発サービスで、サブカルチャー全般の 表現者支援を行っている、グループ全体で90人くらいの恵比寿のWeb系ITベンチャーです。 )  

 目次

まずなぜ転職

一言で行ってしまえばモダンな環境で手を動かしたいから、なのですが

詳しくは、以下のブログ記事をお読みくださいませ。

fukubaka0825.hatenablog.com

どう転職成功させたのか

上記のツイートに集約されます。

  • 25歳、IT系企業からの転職である

  • SIerからの転職は、「完全脱SIerマニュアル」など再現性の高い情報が豊富

である事から、正直Web系への転職活動で苦戦はしませんでした。 (準備段階から合わせて2ヶ月弱で自社開発サービス会社3社から内定いただきました。)

途中でQiitaがバズったりしました

qiita.com

基本的にProgateなどのサービスは一切しようせず

活動を始めた2日目にポートフォリオを作り始めました。 (当然全然わからないので、調べまくりながら作成)

これが最短で転職成功した一つの要因かなと思ってます。

その際は以下の健太さんの動画を参考に作成しました。

www.youtube.com

当初は自分の転職活動をnoteにまとめようと思っておりましたが、

SIerからの転職において再現性の高い有益な情報が溢れている今、

noteで大げさに体験談をまとめるという事へのニーズを正直感じなかったため、やめました

下記のツイートも参考にしてください。

転職活動は、自分のできる事、やりたい事、価値観や軸の部分を整理する方が大変で、

自分にとって重要でもありました。

転職活動の軸 

モダンな環境でプログラミング、設計が行える

自分自身の成長のためにも、わくわくしながら働き続けるにも

この要素は必須でした。

エンジニアの範疇を超えて、企画立案の部分から関われる

まずは一部の機能でもいいので、自分で0から提案して

運用の部分までワンストップで面倒を見る経験がつめる環境を求め、

自社開発サービスを持つベンチャーを中心に、Wantedlyでエントリーしていました。

なぜWano株式会社か

そもそもWanoってどんな会社

「日本から世界へと発信する」

「独創的なプロダクトとサービスを生み出し続ける」

この二つをミッションに、Webサービスサブカルチャー表現者支援を中心に行う会社です。

www.wano.co.jp


多くの自社サービスを展開していますが、代表的なのはTunecore Japanというサービスです。

このサービスの内容としては、誰でも自分の楽曲を世界中のストアで販売・配信できるというもので、

iTunes、AppleMusicなど40以上のストア、120カ国以上に一括配信が可能みたいです。


私は、このサービスの動画版であるVideo Kicksのエンジニアとして採用されました。

現在は、Tunecore Japanのサードパーティとして、楽曲のMV(ミュージックビデオ)

を上げる事ができるサービスとして提供されていますが、将来的には独自のプラットフォームとして

映画などの長編のコンテンツもあげられるサービスになっていくようです。

軸である2つを満たす

私が入る事になるVideo Kicksチームは、aws各種サービスなど新しい技術をガンガン使っていき、

go言語でマイクロサービス開発を行っているようです。

(プルリクレビュー、テストを書く文化もきちんとある)

また、

  • 自社開発サービスを複数もち、VCからの出資を一切うけていない

  • 自分が関わるVideo Kicksというサービスは立ち上げから1年程度しかたっていないアーリー期である

以上から、自由にサービスを企画の部分から作っていける環境があると感じました。

とにかくWantedlyのスカウトの文章が素敵だった

   実は、1月中旬までは別の会社に行くつもりでした。

他社の内定受諾返答期限が迫る中、

ある日WanoからWantedlyにてスカウトメールが届きました。


私はWantedlyで20通ほどスカウトメールをいただいておりましたが、

正直その多くがテンプレート文で殴ってくるタイプのくそ◯ファッキン企業ばかりでした。


ですので期待せずにWanoからのメールを読んでいると、どうやら他のスカウト

とは違い、自分のブログや経歴を読み込んで送ってきてくれているようでした。

しかも、わたしのこれからやっていきたいが、Wanoであればどう実現できるか

まで具体的にサジェストされている、それはそれは素敵で心揺さぶる文章でした。

こんな文章が打てる人間と仕事がしたいと、考えるより先に会いたいと返信していました。


そこから翌日にお会いし、他社の回答期限も迫っているということで

すぐに技術テストを受け、週明けには内定を貰う

というかなりスピーディーな採用過程で、そこにも好感を抱きました。

海外常駐経験が積める可能性が高い

Video Kicksは海外展開していく事がほぼ確定しているため、

自身が前職から望んでいた海外拠点常駐の経験を積む事ができるというのも

大きな要素でした。

カルチャーに貢献していける

自分も傾倒してきたファッション、音楽、映像といったサブカルチャー

に、表現者支援サービスなどを通して貢献していけるというのは

自分のルーツのベクトルも生かしていけるということで

かなり心惹かれる要素でした。

今後Wanoでなにをしていきたいか

実装力、設計力をとにかく高める

Web系業界の経験がない状況なので、とにかく

goやtypescriptを中心に業務の中で実装力を磨き、

設計が技術選定の部分も低レイヤーの部分から、アプリのUIの

部分まで面倒がみれるエンジニアになっていきます.

(まずはバックエンド)

video kicksの機能提案および新プロダクトの提案

アーティストからの生の声から、こんな機能あったらというものを

提案していったり、確実にニーズがあると思えるサービスを

ボトムアップで提案していけるような、ビジネスサイドの感覚も

あるエンジニアになっていきます。

海外展開支援、拠点に常駐

ロサンゼルスを放浪していた時、副業として自己表現を行っている

(Uberの運転手はだいたいバンドマンとか役者でした)人間の

多さに驚きました。日本国内でなく、そういった人々も支援していけたらなと思っています。

Wanoに優秀なエンジニアが入ってくるエントリーポイントになる

Wanoの仲間になって数日しかたっておりませんが

以下のようにエンジニアにとってかなりいい環境だと思います。

  • 開発環境の要望をかなり聞いてくれる

    僕は27inchの4Kディスプレイのデュアルモニター環境を要望していたら

    入社日には必要な周辺機器が全て揃っていました。

  • フリードリンク(コーヒーも淹れ放題)

    前職からは考え(以下略

  • 新しい技術をどんどん投入していける環境である

    aws各種サービスをガンガン投入し、slackで集中管理している様は

    わくわくしましたし、これからが楽しみです。


video kicksをエンジニアサイドとして発信し、

優秀でカルチャーフィットする技術者がはいってきてくれれば

技術的刺激もいっそうもらう事ができ、技術的課題も一緒に解消していけ、

結果としてより良いサービスで世の中を面白くしていけると思います。

(動画データのエンコーディング手法や、扱い方のベストプラクティスの

探求が課題のようです)


これからWano,Video Kicksチームで働く事の

魅力や課題を、自分自身で経験しながら発信していけたらなと思っています。

今後個人としてなにをしていきたいか

  • 多言語の実装力、設計力、インフラ及びsreに関する知見を身につける

  • 英語力を高める

  • 自主プロダクトで自己表現支援

  • 様々なコミュニティで交流、発信、LT

  • 都内ギークハウス移住の勧め

  • 技術書典で本も出版

などなど語りだせばきりがないですが、これは入社エントリなので、一つだけ詳しく語っていきます

SIモデルの檻の中の住人を、外の世界につなぐ

なぜやるか

転職するにせよしないにせよ、転職活動を通して視野を広げ、自身の

歩んで来た道、スキル、価値観や考え方を相対化し、整理と可視化しておくというのは

SIモデルの問題点を中から解決していくにあたっても有効だと考えているからです。

(終身雇用モデルが破綻し、個の時代に突入した現代においてはなおさら)


気づいた頃には歳的にもスキル的にも転職できないところまで来ていた、、なんて

人が一人でも減るよう、SIerやSESの人々の視野が広がり、価値観が

社内の文化に染まりきってしまわないようにしていきたいです。

どうやるか

まずは周りの同期の悩み相談からやっています。

既存のSIモデルの問題点と向き合い、なにかしらのアクションを

起こし、多くの人が納得いく幸せなキャリアを送れる世界

そんな世の中への一助となればと、悩める周囲の人間から

変えていっています。

また、転職LTや、SNSで相談に乗るなどの活動も地道にやっていきます。

すでに退社パイオニアとして、相談してきた同期数名を

社外の世界の景色へとつなぎました。


ただし、知った後どうするかは本人次第ではあります。

僕はあくまで、新卒の時になんとなくでSIerに入ってしまった自分の

ような人間の視野を広げるきっかけ作り、環境を変えたいのなら

その背中を押す事をしていければと思っています。

終わりに

Webサービスで、エンターテイメント業界をよくしていきたい、

人々の生活を豊かにしていきたいと言う同士や企業の方

いらっしゃいましたら、情報交換がてらお話できれば嬉しいです。


また、Wano株式会社では、絶賛エンジニア募集中ですので

エンターテイメント業界をよくしていきたい、カルチャーが大好きな

エンジニアの皆さん、気軽にオフィスに遊びに来てください。

(興味があれば気軽に私のツイッターまでリプ・DMください)


また、海外エンジニアと交流できる場も求めています。

おすすめのコミュニティがありましたら教えてください。


転職相談も、Twitterのリプ・DM等でお待ちしております。

Video KicksやWeb系転職に関するLTの依頼もどしどし募集しておりますので、

よろしくお願いいたします。

話題のフィンテックサービス「VALU」小川代表が語る、仮想通貨の未来とこれからのエンジニアキャリア に参加してきた

仮想通貨、ブロックチェーンの未来について、

株式会社VALU取締役の小川さんのおはなしを聞いて参りました。

去年の12月のイベントですが、おそばせながらまとめさせていただきます。

 

graspy.jp

 

目次

 

 

1.VALUの話

VALUって?

夢を追いかける人を支援するがコンセプトの新しいフィンテックサービス

自分のトークンコインを発行でき、資金調達できる(トークン発行、売買)

ビジネスモデルは売買手数料、分轄手数料、投げ銭手数料

ローンチは2017年5月

大炎上、しかしやめようと思わなかった

継続企業の前提がない、本源的価値がない(人間は死ぬ)として炎上

それでもVALUEをやめようと思わなかった

  • なぜか?

  現状

  1.日銀お金の供給をコントロール→お金をすりまくっている
   →しかし、所得は上がってない、分配されていない
  2.r > g   資本収益率>経済成長率
   →いまの時代は金融商品に投資するのが一番効率的
   →金融街にのみお金が集まる

  この現状に対して、VALUで富の再配分がしたい

  • どうやって?

  現状

  ・信用を資金にできるライン:上場から 

  それを下げた!個人でも上場

  →下げた領域で、何か生まれるんじゃないか(ex.地方のコミュ、NPOなどの信用をトレードすることが生まれてくるんじゃないか)

  →信用を資金化する手段を増やすことで、富の再配分をする

  クリプト経済!問題は多いが、楽しんでいきましょう 

これからやっていきたいこと

  1.  VAは情報発信していくことで変動する。ここのレパートリーを増やしていきたい。 (exストーリーとか)
  2. 多く持つことと長く持つことの設計がない(株式にはある)⇨色をつけたい VA持ってないと得れない体験の創出

 

2.VALU発足に至るプロセス

VALU CEO小川さんのバックボーン

 お金の仕組みに興味があった。

    お金は人類最大の発明

  ・価値や信用を代替できるもの

       ・1970年〜 国の信用力で決まる

 ビットコインと出会う

 発行元がない仕組みに心酔。フリーランス

 →しかし仕事が少ない!年収半分へ

 →2016年、年収戻す 渋谷に引っ越す

 →しかし、クレジットカードも作りにくい 信用がない

これからは個の時代

今の信用=大企業に勤めているetc

しかし、これからは個の時代

    この時代のお金、信用を考える→VALU発足

3.エンジニアの将来

目標を立てる、現在の能力の把握、目標達成のための武器が得れるところへ行く の繰り返しをすべし

以下は小川さんが進んできた具体的なキャリア

 

将来起業したい、シリコンバレーに行って観たい(ソーシャルネットワークの影響)

→ しかし、ビザ問題およびCS出身じゃない問題

→まず日本の会社でエンジニアになろう(グリーとかDENA入って海外展開目指す)

→手持ちは新卒ブランドのみ、なので日報にSFに行きたいって毎日しつこく書き続けた

→上の人々の議題に乗り、なんとかSF赴任!

→4億のアプリの運用(リードバックエンド・エンジニア)

 お偉いさんとのコネを得た

→ラブホ事業の立ち上げ(リードバックエンド・エンジニア)

 →コネフル活用 堀江さんとPARTYと知り合って、VALU発足

一番怖いのは途上国の海外勢、どう戦っていく?

 1.日本人の武器はゲームの経験値 UIUXに強い

 海外の人はUIUXを伝えるの難しい(発展途上国)

 先進国が勝ってるのそこくらい

   2.先行者利益を狙う

  仮想通貨・ブロックチェーン・AI・ VR ・ARとか

  思いっきり飛び込むのも手なのでは?

 (ブロックチェーンめちゃくちゃUXがあるのが課題、

  プロトコル戦争の時と同じ?)

4.質疑応答

VALUどうなっていきたいか

 VALUはアマゾンになりたい

 グーグルとアマゾンは使いやすくしただけ、ユーザー思考がより大事に

  資本主義への懐疑とユーザー思想

 →どんどんラップしていけば良い。ユーザーが使うかが大事、長期のUX 理想の姿を追求

未経験がブロックチェーンエンジニアになるには

walletを1ヶ月を作る、中小企業に売り込む→1年か2年本気で働く

そのスキルをもとに頑張る!

どうVALUスケールさせたか

3つの要素が勝因

1.運

2.ビットコイナーに受ける仕様にした

3.インフルエンサーに広めてもらえた

ブロックチェーンが普及する分野は

今まで価値がつかなかったもの 定量的にあらわせなかった分野

(ex環境価値)

可視化されなかった価値を可視化していくと思う

ICO案件についてどう思うか

詐欺案件が減っていくには以下の二つしか手段がない

1.規制

2.個人のリテラシーをあげていく

 

AIの力などでよりパワフルになるのでは?

(アマゾンを個人が評価とか)

5.感想、参考になったこと

個人的に日本人の武器はゲームで培ったUI,UXの視点というのは目から鱗だった。

(小学校の頃は毎日ゲームしかしていなかったので、そのルーツに少し目を向けてみようと思う)

資本主義へのアンチテーゼと圧倒的ユーザー主義。

この両輪でスケールしていくVALUにはこれからも着目していきたい。

matz講演会 若手エンジニアの生存戦略 3つの裏技を服バカはどう駆使していくか

どうも!服バカです。

 

supporterz-seminar.connpass.com

 

マッツさんの講演会に行ってまいりました!

遅ればせながら投稿させていただきます!

みなさんがすでに詳細記事をあげられているため、要旨とそれを受けて服バカがどう動いていくかを

書きたいと思います。

詳細はQiitaに挙げられている記事などをご参照ください。

 

目次

 

 

 

 

論旨〜エンジニアは3つの裏技で生き抜くべし〜

1.自分の得意を意識する

義務教育までは

万能な欠点のない代替品として育てられる

欠点が無いことが正解である

しかし、社会に出てみると

急にルールが変更になる。

成果をあげることが正解になる。

現状

成果をあげるには、欠点を潰すのではなく自分の武器を見つけて

そこに尖っていく必要がある

しかし、多くの人は義務教育までの慣性でそれができていない

ってことは?

自分の武器把握して伸ばせば勝ち残れる!!

弱点を潰していく、器用貧乏な生き方はやめにしよう

具体的な強み形成のサジェスチョン 

整理してアウトプットしよう!  

・インプットは誰でもできる、誰でもできるのにほとんどの人はやらない。

・クオリティは棚上げ、人間の可塑性を信じる!

まずははじめてみよう!

2. win -win関係を理解する 

世の中の取引には2パターンしかない

win-win関係 取引成立

・no deal 取引不成立

win-loseなんて取引はナンセンス

会社と自分間でwin-loseの関係に陥っていないか

逃げることは時には大事、我慢は禁物

win-winの人間関係が築ける環境に身をおこう

 

3.パターン認識を強化する 

成功者の共通項は

それはパターン認識能力

いわゆる抽象化、メタ化してより上位の概念にして

より汎用的な形で経験をストックする力

具体的なものは陳腐化しやすい

自己啓発本の具体的エピソードなんて

環境依存で再現性もなく、そのまま使えない

メタ化して用いる!

(ex:ことわざ)

それを受けて、服バカはどう生き残っていくの?

服バカの1.自分の得意を意識する

私の武器は度胸

正直、SIer歴1年もたってないし、web業界への転職を決意し

アプリ作り始めて1ヶ月もたってないという状況です。

にも関わらず、twitterやQiitaやはてなブログで発信していくことをためらわない。

転職が成功していい環境に身が置けると信じて疑わない。

この厚顔無恥さが僕の強みだと思っています。

これを継続していければ、きっと多くの人に影響を与えるような

そんな存在になれると信じて発信していく意志を、この講演で強固にしました。

私の武器は協調性

お前1年足らずで会社辞めようとしといてどの口が言うてんねん!

という方も多いとは思うのですが、僕が考える協調性は迎合とは異なります。

自分のコミュニティの繁栄のために、周囲のことを思い行動できることが

協調性であり、時には人を諌める姿勢も大切だと思います。

そのために、自分が一番大事にしているのは、まず相手の言ってることを

必ず肯定する。そこから自分の意見を言っていくことを心がけています

肯定するだけは、迎合だし、自分の意見だけ押し付けるのはエゴです。共存が大事だと思っています

服バカの2.win win の関係を理解する

今の会社とwin-winの関係が気付けているか?

3割イエスで7割ノーだなと思います。

もちろん、プログラミング研修をみっちり受けさせてもらい、英語学習も

手厚く受けさせてもらっていて、今の会社には大変感謝しいます。

しかし、リスペクトできる、この組織をより繁栄させていきたいという思いがあるかというと、ほぼないに等しいと思います。

こと今の部署においては、ここからこれから1年間でもwin winの関係が維持できるとは到底思えませんでした。天下りの銀行員の上司のもとで、www以前の閉塞していくレガシーシステムを保守し守っていくことに、どう頑張っても興味が持てませんでした。エクセルとにらめっこする残業時間が、たまらなく嫌なのです。ユーザーや組織のためではなく、自分が怒られないために仕事をしている人々に囲まれる事への違和感は消えないのです。

だから我慢するのはやめました。

今から進む道がどんなに険しかろうが

自分にwinをもたらしてくれる、リスペクトできるしwinを与えたいなと思える

環境をどんな手段を使っても手に入れようと、そう決意する背中をMATZさん

が押してくれた、そんな気がしました。

 

服バカの3.パターン認識を強化する

もともとこの抽象化能力には自信がありましたが、

アークテクチャ宇宙飛行士にならない程度にまだまだ鍛えていく必要があるなと感じました。

この抽象度の高いものは陳腐化しずらいというのはオブジェクト指向の根幹の考え方だと思うので、rubyのパパらしいお話だなと思って聞いていました。

具体的な話に終始しても、抽象論で御茶を濁すのも好ましくない為

バランスよく発揮していく必要があるとも感じました。

 

最後に

 

みなさんもこの3つの裏技について自分ならどう駆使していくか、

考えてみてください。そして僕に読ませてください!

お待ちしております。

 

あわせて読む:

fukubaka0825.hatenablog.com

 

自己紹介 〜なぜ大手SIerを新卒1年目で辞めるのか〜

初めまして。服バカと申します。

 

大手金融SIerで勘定系メインフレーム介護を担当しており、

 

以下のようなツイッターをやっております。

twitter.com

この記事の要旨は新卒1年目で脱SIerを決意した理由と経緯

 な訳ですが、その前に私の人生を振り返りたいと思います。

(唐突だな!そんなの興味ねえんだよ!って方は社会人時代からお読みください笑)

振り返って、過去を棚卸しして思ったのですが、人一倍アイデンティティ自己実現への意識が強いようです。

それでは振り返って行きます。

 

 

 目次

 

小中高〜浪人時代まで ー神童、受験失敗ー

 

中高は神童、ガリ

自分で言うのもなんですが、中学受験をして

中高一貫に入って、勉強はかなり得意だったと思います。

当時の僕はエリート主義だったので、勉強を頑張っておじさんのように

医者になるんだと、そう思い込んでいました。好きな漫画はもちろんブラック・ジャック

大学受験失敗

現役で千葉大医学部を受験し、あっけなく落ちました。

自分のアイデンティティが崩壊した瞬間でした。

自分にはなにも残ってない、そう思い込んでしばらく引きこもりました。もちろんブラック・ジャックは捨てました。火の鳥を全巻揃えました。

 

浪人時代-文転する-

宅浪という名の、引きこもるかゲーセンの競馬ゲームで

コインを増やし続けるかの毎日を過ごしていだと思います。

 

しかし真夏のピークがさった9月のある日のこと、

このままじゃさすがにまずいなあと再度受験を決意します。

 

勉強以外のアイデンティティを求めて、サークルやコミュニティ

が一番盛り上がっているとの早稲田大学に第一志望を決めました。

(早稲田に行った同級生がみんな楽しそうだったのもある)

よりサークルに打ち込める文系を志望しようと、文転を決意!

 

一時期は間に合わないかと思いましたが、そこからガムシャラに

文系科目を詰めに詰めて、無事政治経済学部に合格しました。

 

大学時代 -ドラムへ心酔、プロ諦めIT業界へ-

ドラム漬けの毎日、アイデンティティの創出

勉強以外のアイデンティティをみつけたい僕は

高校時代にかじっていたドラムに心酔していきます。

 

毎日練習があるようなサークルで、そこから色々な

サークルに顔を出してはセッションして、授業をふける、

そんな毎日を過ごしていました。

 

上手くなって周りから重宝されるドラマーになること

で、アイデンティティを創出していました

 

www.youtube.com

 

 

ちなみに、このドラマーが僕です

(すげえロン毛だな。よくライターで前髪焦がして遊んでました。)

 

 

服に魅了され、25kgのダイエットに成功するのも

この時期ですが、その話はまた後日。(これが名前の服バカの由来でもあります。興味ないって?)

就職の軸はチームでもの作りができる、専門性が身につく、ミッションクリティカルであるの3つ

留年が決定したその頃、ドラムでプロになるのは正直難しいなと思い始め

就活することを余儀なくされました。

 

特にやりたいこともないが、チームで物作り(バンドと同じ)ができて専門性が身につき、社会的に影響が大きくお金もほどほどもらえるのは金融系SIerだなってことでそこに絞って、

3社だけ受けて、2社内定をいただき今の会社を選びました。(舐めてる)

 

なぜ文系なのにITなの?とよく聞かれましたが、世の中がITでこれからより一層変わっていくのに、その世界の一員で入れないのは損だなと純粋に思ったからです。人生一度きりですし、変化を起こっているその渦中には絶対にいたいなと思っていました。(自分が英語学習に力を入れるのも同じ理由です)

社会人時代 -プログラミングに魅了されるが配属先は・・・-

マネジメント志望で入ったもののプログラミングに激ハマり

バンドをやっている時もそうだったのですが、どちらかといえば人を束ねる、リーダーをやるのが好きだったので、この会社でもそういったキャリアを形成していくと思っていました。(文系だからプロダクトを直接コード書いて作るのは難しいかなと勝手に思っていました)

だがしかし

なんのけなしで始まった4ヶ月間のjavaプログラミング研修、これがすこぶる面白い。エラーで発狂しながらも自分で実装したものが動くあの感動、まるでバンド演奏のキメがきまりにきまった時くらいのエクスタシーを感じました。(わかりずらい)

 

僕は瞬く間に心酔し、早めに行って7時〜20時までコードをいじり続けていました。

未経験者の一番下のクラスから、気がついたら一番上のクラスに上がっていました。

(自慢か?)

 

最後のシステム開発演習では、5〜6人1チームでECサイトや旅行サイトを1ヶ月かけて要件定義〜テスト工程までウォーターフォールで作るというものなんですが、

そこでリーダーを任せてもらい、チームの進捗マネジメントしながらコードをひたすらかいてました。結果はクラス準優勝で悔しかったですが、チームメンバーからも信頼され、初学から始めた自分がここまでやれた達成感は、代え難いものがありました。

(うちのチームが作った作品は、文房具を購入すると、顧客の業務や規模にあわせてレイアウトを提案するといったものでした。何故かインド専門旅行サイトに負けました。なんだよインド専門って)

 

ここで僕は自身のキャリアをいわゆるマネージャー的なものから、アーキテクチャとして自身も設計コーディングに携わりながらリーダーシップや進捗管理能力を発揮したいと考えるようになりました。(というか中のコーディングや設計を知らずにマネージャーなんて絶対無理だなとこの経験から確信しました)

配属先は海外メインフレーム担当部署、目指せエクセルマスター

最初3年くらいはweb系行ってコーディングやテスト、詳細設計で力をつけようと思い志望していた矢先、

配属されたのはPL/1と言うレガシー言語で書かれた、階層データベースでz/osなるOSで動く、メインフレームの担当になりました。(閉塞待ちシステム、、、)

志望が通ったのは国際系と言うところだけ!ただ、英語が使える環境には非常に感謝しました。

 

基本的な業務は、以下の4つでした。

1.要件定義書、基本設計書などの文書を上の人が見やすいようにエクセルで整える

2.海外拠点、運用、他の関係システムとの折衝、進捗管理

3.保守対応で黒緑画面でJCLと言われる制御言語の調査すること

4.海外拠点要望で運用に資源修正依頼をすること 

先輩や上司にWebのテクノロジーに興味がある旨伝え、

あと6年はこれやで、我慢しい」と言われた時には

正直血の気が引きました。

 

 

血の気が引きました。自分の市場価値がすり減っていく音が耳元でしました。

 

また、運用と開発とでユーザー要望実現と言う目的は同じなのに、手段とスタンスに違いがあるせいで、多くの工数が無駄になっているなと感じる毎日で、この辺りからdevops,noopsに興味を持ち、モダンな企業の開発環境を勉強するようになります。

(特にうちはコニュニケーションコストが非常に高い、どう行った案件や保守要望があるかを運用と共有できていないので、そこの説明から始まる。)

 

その工数でもっとユーザにとって有益な価値、UXを生み出せるじゃん!とずっと思っていました。(うちは大手金融システムなので,SOX法的にある程度は仕方ないにしても)

 

ざっくりとしたDevopsの説明は下記の記事が一番わかりやすく思います。

www.buildinsider.net

服バカ、脱SIerを決意!

安西先生、プログラミングがしたいです

着任後もJavaの研修は続いており最近まで三層構造で受注管理アプリ作成

をしておりました。

正直、業務よりもそちらの方が楽しく11月に終わってしまってからは生活が物足りなくなってしまいました。安西先生、コードが書きたいです、、、

そう、失って気づいたのんです、今やプログラミングが自己表現、アイデンティティ

になっていたことを、、、

 

そこで転職に興味を持ち、「SIer  転職  Web系」で調べていると

  

出会ってしまいました
jumpei-ikegami.hatenablog.com

 

みんな大好き、しがないラジオと完全SIer脱出マニュアルにです。

(知らない方は↑のリンクからどうぞ)

 

そうして、自分もみなさんのようにしがなく自己実現してえ、、

人月計算とエクセルとスーツの世界から移住してえ

としか思えなくなっていきました。

今の職場で得れたもの

1.基本的なwebアプリ制作に必要なスキル(開発環境構築、html.css,javascript,SQL,javaなどからオブジェクト指向設計、ORマッピング、デバック力、ググる力まで)

2.様々な案件関係者との調整能力(これは本当に現在進行形で鍛えられています)

3.お金。新人にこんなにボーナス上げてどうするの?

4.英語力。拠点ともやり取りしますし、Novaのグループレッスンも無料で受けられるので重宝しています。

5.エクセル能力 目上を敬う力(電子承認でも紙だしで回すetc)

これからやりたいこと

1.モダンな開発環境で、自らプログラミング開発をおこない、設計、開発フローや開発環境構築にも携わって行きたい  できればバックエンド側を幅広く担当し、devops開発でキャリアを積んでいきたい(もちろんフロント側も経験をつみたい)

2.ITtech系イベントの司会進行がしたい

3.会社のプレゼンスをあげるため、ブログ等でのアウトプットがしたい

 

て言う感じですかね〜〜堅苦しくなってしまいましたがまとめると

プログラミングしたいしそれで自己表現して食べて行きたいから転職する

ってことですね。

最後に

僕を雇ってくれる企業様、お待ちしてます。

技術へのキャッチアップ意識が高く、成長できる環境ならば

お金はどうでもいいと思っています。

人一倍成長し、御社のプレゼンスを高めていく自信、あります。

よろしくお願いいたします!