matz講演会 若手エンジニアの生存戦略 3つの裏技を服バカはどう駆使していくか
どうも!服バカです。
supporterz-seminar.connpass.com
マッツさんの講演会に行ってまいりました!
遅ればせながら投稿させていただきます!
みなさんがすでに詳細記事をあげられているため、要旨とそれを受けて服バカがどう動いていくかを
書きたいと思います。
詳細はQiitaに挙げられている記事などをご参照ください。
目次
論旨〜エンジニアは3つの裏技で生き抜くべし〜
1.自分の得意を意識する
義務教育までは
万能な欠点のない代替品として育てられる
欠点が無いことが正解である
しかし、社会に出てみると
急にルールが変更になる。
成果をあげることが正解になる。
現状
成果をあげるには、欠点を潰すのではなく自分の武器を見つけて
そこに尖っていく必要がある
しかし、多くの人は義務教育までの慣性でそれができていない
ってことは?
自分の武器把握して伸ばせば勝ち残れる!!
弱点を潰していく、器用貧乏な生き方はやめにしよう
具体的な強み形成のサジェスチョン
整理してアウトプットしよう!
・インプットは誰でもできる、誰でもできるのにほとんどの人はやらない。
・クオリティは棚上げ、人間の可塑性を信じる!
まずははじめてみよう!
2. win -win関係を理解する
世の中の取引には2パターンしかない
・win-win関係 取引成立
・no deal 取引不成立
win-loseなんて取引はナンセンス
会社と自分間でwin-loseの関係に陥っていないか
逃げることは時には大事、我慢は禁物
win-winの人間関係が築ける環境に身をおこう
3.パターン認識を強化する
成功者の共通項は
それはパターン認識能力
いわゆる抽象化、メタ化してより上位の概念にして
より汎用的な形で経験をストックする力
具体的なものは陳腐化しやすい
自己啓発本の具体的エピソードなんて
環境依存で再現性もなく、そのまま使えない
メタ化して用いる!
(ex:ことわざ)
それを受けて、服バカはどう生き残っていくの?
服バカの1.自分の得意を意識する
私の武器は度胸
正直、SIer歴1年もたってないし、web業界への転職を決意し
アプリ作り始めて1ヶ月もたってないという状況です。
にも関わらず、twitterやQiitaやはてなブログで発信していくことをためらわない。
転職が成功していい環境に身が置けると信じて疑わない。
この厚顔無恥さが僕の強みだと思っています。
これを継続していければ、きっと多くの人に影響を与えるような
そんな存在になれると信じて発信していく意志を、この講演で強固にしました。
私の武器は協調性
お前1年足らずで会社辞めようとしといてどの口が言うてんねん!
という方も多いとは思うのですが、僕が考える協調性は迎合とは異なります。
自分のコミュニティの繁栄のために、周囲のことを思い行動できることが
協調性であり、時には人を諌める姿勢も大切だと思います。
そのために、自分が一番大事にしているのは、まず相手の言ってることを
必ず肯定する。そこから自分の意見を言っていくことを心がけています
(肯定するだけは、迎合だし、自分の意見だけ押し付けるのはエゴです。共存が大事だと思っています)
服バカの2.win win の関係を理解する
今の会社とwin-winの関係が気付けているか?
3割イエスで7割ノーだなと思います。
もちろん、プログラミング研修をみっちり受けさせてもらい、英語学習も
手厚く受けさせてもらっていて、今の会社には大変感謝しいます。
しかし、リスペクトできる、この組織をより繁栄させていきたいという思いがあるかというと、ほぼないに等しいと思います。
こと今の部署においては、ここからこれから1年間でもwin winの関係が維持できるとは到底思えませんでした。天下りの銀行員の上司のもとで、www以前の閉塞していくレガシーシステムを保守し守っていくことに、どう頑張っても興味が持てませんでした。エクセルとにらめっこする残業時間が、たまらなく嫌なのです。ユーザーや組織のためではなく、自分が怒られないために仕事をしている人々に囲まれる事への違和感は消えないのです。
だから我慢するのはやめました。
今から進む道がどんなに険しかろうが
自分にwinをもたらしてくれる、リスペクトできるしwinを与えたいなと思える
環境をどんな手段を使っても手に入れようと、そう決意する背中をMATZさん
が押してくれた、そんな気がしました。
服バカの3.パターン認識を強化する
もともとこの抽象化能力には自信がありましたが、
アークテクチャ宇宙飛行士にならない程度にまだまだ鍛えていく必要があるなと感じました。
この抽象度の高いものは陳腐化しずらいというのはオブジェクト指向の根幹の考え方だと思うので、rubyのパパらしいお話だなと思って聞いていました。
具体的な話に終始しても、抽象論で御茶を濁すのも好ましくない為
バランスよく発揮していく必要があるとも感じました。
最後に
みなさんもこの3つの裏技について自分ならどう駆使していくか、
考えてみてください。そして僕に読ませてください!
お待ちしております。
あわせて読む:
自己紹介 〜なぜ大手SIerを新卒1年目で辞めるのか〜
初めまして。服バカと申します。
以下のようなツイッターをやっております。
この記事の要旨は新卒1年目で脱SIerを決意した理由と経緯
な訳ですが、その前に私の人生を振り返りたいと思います。
(唐突だな!そんなの興味ねえんだよ!って方は社会人時代からお読みください笑)
振り返って、過去を棚卸しして思ったのですが、人一倍アイデンティティや自己実現への意識が強いようです。
それでは振り返って行きます。
目次
小中高〜浪人時代まで ー神童、受験失敗ー
中高は神童、ガリ勉
自分で言うのもなんですが、中学受験をして
中高一貫に入って、勉強はかなり得意だったと思います。
当時の僕はエリート主義だったので、勉強を頑張っておじさんのように
医者になるんだと、そう思い込んでいました。好きな漫画はもちろんブラック・ジャック。
大学受験失敗
現役で千葉大医学部を受験し、あっけなく落ちました。
自分のアイデンティティが崩壊した瞬間でした。
自分にはなにも残ってない、そう思い込んでしばらく引きこもりました。もちろんブラック・ジャックは捨てました。火の鳥を全巻揃えました。
浪人時代-文転する-
宅浪という名の、引きこもるかゲーセンの競馬ゲームで
コインを増やし続けるかの毎日を過ごしていだと思います。
しかし真夏のピークがさった9月のある日のこと、
このままじゃさすがにまずいなあと再度受験を決意します。
勉強以外のアイデンティティを求めて、サークルやコミュニティ
が一番盛り上がっているとの早稲田大学に第一志望を決めました。
(早稲田に行った同級生がみんな楽しそうだったのもある)
よりサークルに打ち込める文系を志望しようと、文転を決意!
一時期は間に合わないかと思いましたが、そこからガムシャラに
文系科目を詰めに詰めて、無事政治経済学部に合格しました。
大学時代 -ドラムへ心酔、プロ諦めIT業界へ-
ドラム漬けの毎日、アイデンティティの創出
勉強以外のアイデンティティをみつけたい僕は
高校時代にかじっていたドラムに心酔していきます。
毎日練習があるようなサークルで、そこから色々な
サークルに顔を出してはセッションして、授業をふける、
そんな毎日を過ごしていました。
上手くなって周りから重宝されるドラマーになること
で、アイデンティティを創出していました。
ちなみに、このドラマーが僕です
(すげえロン毛だな。よくライターで前髪焦がして遊んでました。)
服に魅了され、25kgのダイエットに成功するのも
この時期ですが、その話はまた後日。(これが名前の服バカの由来でもあります。興味ないって?)
就職の軸はチームでもの作りができる、専門性が身につく、ミッションクリティカルであるの3つ
留年が決定したその頃、ドラムでプロになるのは正直難しいなと思い始め
就活することを余儀なくされました。
特にやりたいこともないが、チームで物作り(バンドと同じ)ができて専門性が身につき、社会的に影響が大きくお金もほどほどもらえるのは金融系SIerだなってことでそこに絞って、
3社だけ受けて、2社内定をいただき今の会社を選びました。(舐めてる)
なぜ文系なのにITなの?とよく聞かれましたが、世の中がITでこれからより一層変わっていくのに、その世界の一員で入れないのは損だなと純粋に思ったからです。人生一度きりですし、変化を起こっているその渦中には絶対にいたいなと思っていました。(自分が英語学習に力を入れるのも同じ理由です)
社会人時代 -プログラミングに魅了されるが配属先は・・・-
マネジメント志望で入ったもののプログラミングに激ハマり
バンドをやっている時もそうだったのですが、どちらかといえば人を束ねる、リーダーをやるのが好きだったので、この会社でもそういったキャリアを形成していくと思っていました。(文系だからプロダクトを直接コード書いて作るのは難しいかなと勝手に思っていました)
だがしかし
なんのけなしで始まった4ヶ月間のjavaプログラミング研修、これがすこぶる面白い。エラーで発狂しながらも自分で実装したものが動くあの感動、まるでバンド演奏のキメがきまりにきまった時くらいのエクスタシーを感じました。(わかりずらい)
僕は瞬く間に心酔し、早めに行って7時〜20時までコードをいじり続けていました。
未経験者の一番下のクラスから、気がついたら一番上のクラスに上がっていました。
(自慢か?)
最後のシステム開発演習では、5〜6人1チームでECサイトや旅行サイトを1ヶ月かけて要件定義〜テスト工程までウォーターフォールで作るというものなんですが、
そこでリーダーを任せてもらい、チームの進捗マネジメントしながらコードをひたすらかいてました。結果はクラス準優勝で悔しかったですが、チームメンバーからも信頼され、初学から始めた自分がここまでやれた達成感は、代え難いものがありました。
(うちのチームが作った作品は、文房具を購入すると、顧客の業務や規模にあわせてレイアウトを提案するといったものでした。何故かインド専門旅行サイトに負けました。なんだよインド専門って)
ここで僕は自身のキャリアをいわゆるマネージャー的なものから、アーキテクチャとして自身も設計コーディングに携わりながらリーダーシップや進捗管理能力を発揮したいと考えるようになりました。(というか中のコーディングや設計を知らずにマネージャーなんて絶対無理だなとこの経験から確信しました)
配属先は海外メインフレーム担当部署、目指せエクセルマスター
最初3年くらいはweb系行ってコーディングやテスト、詳細設計で力をつけようと思い志望していた矢先、
配属されたのはPL/1と言うレガシー言語で書かれた、階層データベースでz/osなるOSで動く、メインフレームの担当になりました。(閉塞待ちシステム、、、)
志望が通ったのは国際系と言うところだけ!ただ、英語が使える環境には非常に感謝しました。
基本的な業務は、以下の4つでした。
1.要件定義書、基本設計書などの文書を上の人が見やすいようにエクセルで整える
2.海外拠点、運用、他の関係システムとの折衝、進捗管理
3.保守対応で黒緑画面でJCLと言われる制御言語の調査すること
4.海外拠点要望で運用に資源修正依頼をすること
「あと6年はこれやで、我慢しい」と言われた時には
正直血の気が引きました。
血の気が引きました。自分の市場価値がすり減っていく音が耳元でしました。
また、運用と開発とでユーザー要望実現と言う目的は同じなのに、手段とスタンスに違いがあるせいで、多くの工数が無駄になっているなと感じる毎日で、この辺りからdevops,noopsに興味を持ち、モダンな企業の開発環境を勉強するようになります。
(特にうちはコニュニケーションコストが非常に高い、どう行った案件や保守要望があるかを運用と共有できていないので、そこの説明から始まる。)
その工数でもっとユーザにとって有益な価値、UXを生み出せるじゃん!とずっと思っていました。(うちは大手金融システムなので,SOX法的にある程度は仕方ないにしても)
ざっくりとしたDevopsの説明は下記の記事が一番わかりやすく思います。
服バカ、脱SIerを決意!
安西先生、プログラミングがしたいです
着任後もJavaの研修は続いており最近まで三層構造で受注管理アプリ作成
をしておりました。
正直、業務よりもそちらの方が楽しく11月に終わってしまってからは生活が物足りなくなってしまいました。安西先生、コードが書きたいです、、、
そう、失って気づいたのんです、今やプログラミングが自己表現、アイデンティティ
になっていたことを、、、
そこで転職に興味を持ち、「SIer 転職 Web系」で調べていると
出会ってしまいました
jumpei-ikegami.hatenablog.com
みんな大好き、しがないラジオと完全SIer脱出マニュアルにです。
(知らない方は↑のリンクからどうぞ)
そうして、自分もみなさんのようにしがなく自己実現してえ、、
人月計算とエクセルとスーツの世界から移住してえ
としか思えなくなっていきました。
今の職場で得れたもの
1.基本的なwebアプリ制作に必要なスキル(開発環境構築、html.css,javascript,SQL,javaなどからオブジェクト指向設計、ORマッピング、デバック力、ググる力まで)
2.様々な案件関係者との調整能力(これは本当に現在進行形で鍛えられています)
3.お金。新人にこんなにボーナス上げてどうするの?
4.英語力。拠点ともやり取りしますし、Novaのグループレッスンも無料で受けられるので重宝しています。
5.エクセル能力 目上を敬う力(電子承認でも紙だしで回すetc)
これからやりたいこと
1.モダンな開発環境で、自らプログラミング開発をおこない、設計、開発フローや開発環境構築にも携わって行きたい できればバックエンド側を幅広く担当し、devops開発でキャリアを積んでいきたい(もちろんフロント側も経験をつみたい)
2.ITtech系イベントの司会進行がしたい
3.会社のプレゼンスをあげるため、ブログ等でのアウトプットがしたい
て言う感じですかね〜〜堅苦しくなってしまいましたがまとめると
プログラミングしたいしそれで自己表現して食べて行きたいから転職する
ってことですね。
最後に
僕を雇ってくれる企業様、お待ちしてます。
技術へのキャッチアップ意識が高く、成長できる環境ならば
お金はどうでもいいと思っています。
人一倍成長し、御社のプレゼンスを高めていく自信、あります。
よろしくお願いいたします!